本物の長期投資でいこう!(著者:澤上篤人さん、渡部清二さん)

はじめに

通帳を開いてみて、ため息をつくことがある。

減ってはいない。
でも、増えてもいない。

このまま何もしなくていいのか、
何かしなきゃいけないのか。

答えが出ないまま、
また通帳を閉じる。

テレビや雑誌では

「投資をしましょう」という話が
よく出てくる。

でも、何をどうすればいいのか、

具体的なことになると、
さっぱりわからない。

わからないまま手を出すのも怖い。

そんなことを、なんとなく繰り返していた。

この本との出会い

たまたまこの本が目に入った時は、

「40年に一度の大チャンス」
という言葉がちょっと大げさに見えて、

最初は手に取らなかった。

けれど、帯にあった対談形式という言葉に
引っかかった。

二人の話を聞くような感じなら、
読みやすいかもしれない。

そう思って、手に取ってみた。

読んでみて感じたこと

読み終えて残ったのは、

意外にも「ほっとした」
という感覚だった。

まず感じたのは、

投資というものが

思っていたほど特別なことでは
ないのかもしれない、ということ。

この本に出てくる二人は、

難しい計算式や専門用語で
煙に巻くようなことをしない。

「自分の暮らしに必要な会社を応援する」

という考え方がベースにあって、

それがとても素朴に語られている。

もうひとつ印象に残ったのは、

個別の株を自分で選ぶことが
いちばん面白いんだ、

という話の流れ。

指数に乗っかるだけでは物足りない、

自分の目で企業を見て、
自分の頭で考えることが大事なんだ、

という空気が対談全体に流れていた。

読みながら、
「ああ、誰かに任せっきりにしなくても
いいんだな」と思えた。

これが自分にとっては
一番大きかった。

それから、「計算しないこと」
「自分の身の丈を守ること」

という話も心に残っている。

儲けようとして計算を始めると、
かえっておかしくなる。

そういう力みを抜いたほうが
うまくいく、という感覚は、

投資に限らず暮らし全般に
通じるような気がした。

こんな方に届くといいな

もし、

「投資をしたほうがいいのはわかるけれど、

何から始めればいいかわからない」
と感じているなら、

この本はひとつのきっかけに
なるかもしれません。

あるいは、

「自分にはセンスがないから無理だ」
と思い込んでいる方にも。

この本を読んでいると、

特別な才能よりも、
自分なりの視点を持つことのほうが、

ずっと大切なんだと感じられる。

肩ひじを張らずに読める対談形式なので、

分厚い投資本に手が伸びない方にも、
ちょうどいい一冊ではないかと思う。

書籍情報

タイトル本物の長期投資でいこう!
40年に一度の大チャンスが
やってくる
著者澤上篤人、渡部清二
出版社かや書房
発売日2023年3月17日
価格1,595円(税込)

「そのさきBOOKS」は、
定年前後の暮らしのなかで出会った本を
静かに紹介するシリーズです。

楽天ブックス
¥1,595 (2026/02/26 11:10時点 | 楽天市場調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
  • URLをコピーしました!