片付けてるのに片付かないので東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した(著者:米田まりなさん)

はじめに

休みの日に、ふとリビングのテーブルを見て、

ため息をつくことがあります。

郵便物、リモコン、飲みかけのコップ。

「先週片付けたはずなのに」と思いながら、
またそのまま座ってしまう。

片付けが嫌いなわけじゃないんです。

むしろ、やらなきゃと思っている。

思っているのに、
気がつくとまた同じ状態に戻っている。

その繰り返しに、

少しずつ自信がなくなっていく
感覚がありました。

これからの暮らしを整えたいと思うほど、

「なぜできないんだろう」という

気持ちが重くなっていくような
気がしていたのです。

この本との出会い

そんなとき、

たまたま目に入ったのが、この本でした。

漫画仕立ての表紙が目を引いて、

パラパラとめくってみたのがきっかけです。

主人公は仕事に追われる若い女性ですが、

「片付けてるのに片付かない」という
タイトルの言葉が、

自分のことのように響きました。

世代は違っても、
困っていることはどうやら同じらしい。

読んでみて感じたこと

読んでまず印象に残ったのは、

片付けを洗面所、デスクまわり、
クローゼット、キッチン、リビングと

場所ごとに分けて進めるという考え方です。

家全体を一気にどうにかしなくてもいい。

今日はここだけ。

そう思えるだけで、

取りかかるハードルが
ぐんと下がる気がしました。

それから、

自分の中で一番はっとしたのは、

部屋の状態が心に影響している
という話です。

いつも視界に入ってくる景色が、

知らず知らず自分への評価を左右している。

これは読んでいて、
本当に目が開かれる思いでした。

散らかった部屋を毎日見て、

「だらしない自分」と感じていたのは、
部屋のせいでもあったのか、と。

もうひとつ、

「モノを捨てなさい」と
迫ってくるタイプの本ではなかった点にも、
ほっとしました。

なぜ持っているのか、
どんな頻度で使うのか。

モノとの関係を丁寧に
見つめ直す時間を大切にしている。

その姿勢が、
押しつけがましくなくて
読みやすかったです。

片付けは性格の問題じゃなく、
仕組みの問題。

そう思えたことが、
何よりの収穫だったかもしれません。

こんな方に届くといいな

もし、
「片付けなきゃと思っているのに、

なかなかできない自分」に
少しうんざりしているなら。

あるいは、
これからの暮らしをすっきりさせたいけれど、

何から手をつければいいか
分からないなら。

この本は、難しいことは言いません。

漫画で読めるので、
活字が苦手な方にも
やさしい一冊です。

完璧を目指す話でもありません。

洗面所のちょっとした一角から
始めてもいい、
というくらいの温度感です。

「ああ、自分だけじゃなかったんだな」
と思える。そんな本でした。

書籍情報

タイトル片付けてるのに片付かないので、
東大卒の整理収納アドバイザーに
頼んだら部屋が激変した
著者米田まりな(漫画:もなか)
出版社大和書房
発売日2023年11月5日
価格1,650円(税込)

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